セレスティアル の日記
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「レストランの満足度」について
2011.04.12
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「レストランの満足度」についてですが、その尺度は何でしょうか?
レストランの評価で世界的に有名なのはもちろんミシュランですね。 ゴー・ミヨーなんてのもあります。
日本ではあまり知られていないものでは、アメリカのモービルトラベルガイド、AAAのトラベルガイド、あとはザガットのレストランガイドでしょうか。
ザガットは大都市のものしか無かったので、アメリカで旅行の際に良く利用したのはモービルとAAAのものでした。
AAAはにJAFみたいな組織で、会員になるとトラベルガイドはタダで貰えます。
モービルは本屋で買わなければならないのですが、レストランについてはこっちの方が詳しかったので、食事の際はモービルを利用していました。
ホテルはAAAを通して予約すると得点が有ったので、AAAを使っていましたが。
モービルトラベルガイドに書かれていたレストランの評価基準に興味が有ったので、今でも良く覚えています。
ミシュランが3段階のランク付けに対して、モービルは5段階でした。 ですからモービルの3つ★は標準的なレストランということになります。
10年くらい前、モービルの5つ★は全米で13軒でした。
すみませんが最新版は見ていないので、今がどうなっているのかは分かりません。
興味が有った評価の項目は5つでした。
一つ目はもちろん料理ですが、二つ目は飲み物の種類、三つ目は接客、四つ目は食器、五つ目は食事空間だそうです。 食事空間と言うのは、部屋のつくりと調度品です。
価格は評価の基準になっていないのは、ミシュランと同じです。 平均の値段が載っているのですが、高い店が星が多いということになっていました。
やはり「高けりゃ美味しい」と言う傾向になる野は仕方がないのですが、標題の「レストランの満足度」について言えば、金に糸目は付けないという人を除いて、やはり値段も評価の基準に入れざるを得ないでしょう。
ところで、アメリカに有る日本料理店の評価はどうなっていたのでしょう。
そのころ日本料理店は最高でも4つ星でした。 料理の評価は、アメリカ人にとって日本料理は斬新でポイントが高いのですが、飲み物のバラエティーさという項目で減点されるからです。
飲み物の評価基準ではワインの品揃えの項目が有って、ワインを揃えている日本料理店なんか有りませんでしたから。
今も状況は多分同じでしょう。
セレスティアルは価格を入れた六つの項目で評価されたその結果で、高い評点を取れるレストランを目指しています。
ある項目が高ければよいと言うのではなく、各項目の間のバランスが重要なのではないでしょうか。
それがお客様の「満足度」のアップに繋がるのだと思っています。